理事長あいさつ

阿南 修平
阿南 修平

竹田市土地改良区のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

当改良区は、明治岡本、神原、中尾、吉田、菅生畑灌、刈小野、平上、戸上、天保、の約300町をカバーしており、圃場、水利施設が、昔の農家の方々のお米作りの思い、歴史を感じる農業施設が沢山ございます。しかしながら、戦後70年を迎える昨今、農家の高齢化、後継者不足、お米の値段の下落等により、農業をやめる方、田んぼの放棄地化が急速に進んでおります。そのため、田んぼや水路の維持管理が大変難しくなってきており、何らかの抜本的な対策を講ずる必要に迫られております。

  このような状況を鑑み、当改良区では、賦課金取り扱いは、キャッシュレス化を図り、現在農家の方々の高齢化を鑑み、全国どこでも払えるコンビニ支払いも準備しております。

さらに、先代が構築された水路施設有効利用として、小水力発電の可能性を追求しております。売電により、収入があれば農家の負担を軽減でき、施設維持管理に充当することができるようになります。今後は、少子高齢化や担い手不足のため、農産物生産方法も、結いによる手作業から、機械化、さらにはGPSや高速情報網を活用した遠隔監視・自動制御による農業方法へ、また農家の手から、販売力をももつ企業の手へと変革していくものと思われます。土地改良区は、激動の時代を迎えています。